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CU mist

アパタイト光触媒​について

古代の建築

Cu mist (アパタイト光触媒)とは

アパタイトとは歯のエナメル質の95%、骨の65%を構成する物質です。

アパタイトは、タンパク質や物質の吸着能に優れ、大量の細菌やウィルス、アンモニアや窒素酸化物、アルデヒド類などを吸着することができるため環境浄化材料として利用できます。

 しかしながら、その吸着機能はいずれ飽和してしまうため、定期的な交換が必要となり、半永久的に吸着機能が続くわけではありません。したがって、アパタイトの吸着機能を持続させることができれば、環境浄化材料としての応用範囲が広がります。

 一方、二酸化チタン光触媒は、光を当てることにより、非常に強い酸化力を生じ、接触してくる有害化学物質や細菌、カビ、臭い、汚れなどを分解し、炭酸ガスなどに分解・除去することができます。その反面、物質や菌などを引き寄せたり多量に吸着する作用はないため、表面に接触してきた物質しか分解できず、光が当たらないと機能しないなど、問題点も多く挙げられます。

 そこで、アパタイトと 二酸化チタンを複合化すれば、物質を吸着して分解する多機能材料を創生することができると考えられ、アパタイト、二酸化チタンの欠点をそれぞれ補い、長所を引き出すため二酸化チタンの表面をアパタイトで覆った複合セラミックス材料とすることにより、次のような特徴が生まれました。

Cu mist (アパタイト光触媒)の仕組み

1)吸着・分解機能をもたせることができる。

  アパタイトが吸着した細菌やウィルス、アンモニア臭等を二酸化チタンが分解する多機能材料となる。

  すなわち、アパタイトが捉えた物質を光触媒が分解するため、アパタイトの吸着機能はその都度再生し、

  半永久的に使用を続けることができる。

2)夜間にアパタイトが吸着した雑菌などの物質を、日光が当たる昼間に光触媒の作用で除菌・分解できる。

3)アパタイトは吸着機能だけでなく、有害物質と光触媒を隔離する働きもする。

  したがって、アパタイトを被覆した二酸化チタンをプラスチックや繊維、紙などの有機系の媒体などに

  混合しても機材を分解しない。

 

光触媒は、有機物を完全に炭酸ガスと水にまで分解するのに一定の時間が必要です。

しかし通常、空気中や水中の物質が光触媒表面に留まっていることは稀だと思われる為、このアパタイト被覆二酸化チタン光触媒は、アパタイトが物質を捉えておいて二酸化チタンで分解することができ、わずかな光でより確実に物質を分解することができます。

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Cu mist (アパタイト光触媒)の特徴

•強い抗菌力と吸着性

 二酸化チタン光触媒の表面をアパタイトで覆うことにより、アパタイトが細菌や有機物質を吸着して

二酸化チタンが分解する多機能性セラミックス複合材料です。

 二酸化チタンの光触媒機能に加え、アパタイトのタンパク質やアンモニア臭、窒素酸化物(排気ガス)などの

 吸着機能を付与することで、光の有無に関わらず細菌やウィルスを吸着する事が可能になりました。

Cu mist (アパタイト光触媒)の効果

•抗菌・抗ウィルス

 光触媒の酸化分解力によって、細菌やウイルスは外膜や膜構成タンパクを破壊され、活動を停止します。

食中毒や感染症の原因となる菌の活動を抑え、住環境を衛生的に保つことができます。

また、トイレなどでは、悪臭を発生させる細菌の活動を抑えることで、ニオイの抑制にもつながります。

 一般的な抗菌剤と異なり、光触媒は様々な種類の菌・ウイルスに効果を発揮する利点があります。

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